オブラブ「見える化」

2日遅れになってしまった。
今回の平鍋さんの公演では、見える化を実践する方法をいろいろ紹介されていたので
自分なりの感想を含めて目的別にまとめてみました。
でももらった資料をなくしちゃったので、名前とかはかなりあやしいかも。
しかもメモしてあることが、聞いたことなのか自分が思ったことなのかもわかんなくなってるし。

個人やチームの進捗状態を間単に把握する

方法

「ソフトウェアかんばん」「バーンダウンチャート」

効果

メンバーが自発的にタスクへサインアップすることを促進する。
今やるべきことがわかんないという状態にもなりにくくなる。

Tips
  • 進捗の正確さを求める必要はない(管理することは目的じゃない)
  • タスクは作業が完了しているかだけを管理する(進捗率は×)
  • 更新が簡単な方が良い(面倒だとやらなくなる)

問題をできるだけ早く発見する

方法

「バーンダウンチャート」「継続的な自動テスト」「イテレーション開発」

効果

早期に問題を発見すれば、手戻りを少なくすることができる。
問題に気づいたときには手遅れっていうような状況も減らせる。

Tips
  • 監視する間隔は短いほど良い
  • 要件を達成することよりタイムボックスを守るほうが大事(問題を引きずらないということ?)

プロセスを改善しつづける

方法

「ふりかえり」

効果

暗黙知形式知化してメンバーに知識を浸透させることができる。
問題点を顕在化させて、繰り返し発生することを防ぐこともできる。

討議内容を明確にする

方法

「ペアボード」

効果

論点がずれてしまった場合に元に戻す助けになる。
議論に他人を巻き込んだり、内容をコピーして蓄積することもできる。

システムの内部構造が見えるようにする

方法

アーキテクチャのクラス図

効果

アーキテクチャについての議論がしやすくなる。
アーキテクチャへの理解や意識を促進することもできる。

Tips
  • 色分けして見やすくする
  • いつでも見えるように壁に貼る


これを聞く前は、
見える化」というのは情報を誰でもすぐに見えるようにしておいて、
みんなでプロジェクトマネジメントを補い合うためにやることだと思ってたけど、
この話を聞いたら、単純に問題をすばやく顕在化させるためのツールなんだなって気がした。


モデリング道場のもまとめておきたいけど、疲れたのでまたあとにしよ。